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☆言うor言わない

2006年12月4日

今日の職場でどうしたものかと迷うことがあったんです。

それは用事があって三階に行こうとした時でした。階段に足を踏みかけると、すぐ目の前には見慣れた人影が見えます。その人は同じ職場で働く50代の独身男性。私は後ろに続くように階段を上がりはじめたのですが、見てはいけないものを目撃してしまったのです。

それは穴。

靴下の踵に穴があいていました。穴というのも憚られるほど、それは凄まじく巨大で豪快な穴なのです。

出勤したときの靴を履いていればわからないんですけどね。私の職場では楽な靴に履き替える人が多いのです。だから大抵がスリッパやサンダル着用。という訳で、穴のあいた靴下は否応なく私の目に飛び込んできました。

この状況に置かれた私は、二つの選択を迫られました。言うべきか言わざるべきか。言わなければ、その人は人様の前で恥をさらし続けることになる。けれど注意をするのも恥ずかしい。

もしそれが友達なら、すぐさま私は注意をします。でもその人は、ただ同じ職場であるというだけの人間関係。どうしようか迷ったあげく、結局伝えられませんでした。かわいそうなことをしたかも。やっぱり言うべきでしたよね。わかってはいるけど、難しすぎるこの局面。あなたならどう切り抜けますか?

  • この記事を書いた人

えいえむ(詠山依麦子)

アラフィフ非正規おひとり様/ブログは2006年から(長い休止期間を含む)/

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