謎の物体を発見
それは5月のある土曜日のことでした。家にも仕事を持ちかえらなければならないほど多忙な中、小休止にと紅茶を飲みながら寛いでいたんです。これを飲み終えたらまた仕事の資料作りが待っている。そう思うと気が重くなかなか紅茶のあるテーブルから離れられないでいた時、家の外から母の声が聞こえてきました。
「これ何!」
何やねん、こっちはこれから仕事せなあかんのに!そう思いながらも、とりあえず外に出てみることに。
母は物置の横のスペースを指さしていました。ん?その先を目で追ってみると…。
そこにあったのは作業用の工具とご立派な人間のウン○。どちらも私の家族とは全くの無関係。工具があるということは、もしかして泥棒が侵入しようとしていたのでしょうか。そう考えると怖いけれど、それ以上に謎なのは「何故ゆえにウン○が置かれていたのか」ということです。(ちなみに、伏せ字にしてますがウン○が何のことかわかりますよね。トイレと縁の深い、少し生臭い物体ですよ。)
動かぬ証拠は持ち帰る?
戸建てに住んでいると、動物のウン○の被害にあうことも多少は覚悟しています。けれども、その動物が散歩中の犬でもなく、野良猫でもなく、人間であったことにビックリ! 本当に他人の敷地で何をやらかしてくれたのやら…。
不審者が敷地に侵入したことは疑いようもなく、それから交番に連絡してお巡りさんに来てもらいました。事情を説明した後にお巡りさんは帰っていかれましたが、その姿にはまたビックリ!
不審者が置いていった工具とともに、ウン○入りビニール袋を持っていったからです。あれはこちらで処分するのかと思っていたんですけどね。あんなものを持って帰ってどうするんでしょう? 凄まじい臭いを放つので、交番に置いておくわけにもいかないだろうに。
かくして我が家のウン○騒動は幕を閉じました。ですが、物騒な出来事だっただけに、もう少し防犯対策をした方がいいのかもしれませんね。