プロポーズされました
関係が疑われた類子(櫻井淳子)と槐(高杉瑞穂)。恒大(麿赤児)に銃を向けられた二人の運命はいかに…。
と、緊迫感あふれる場面から始まる12話。槐と類子は思わぬ展開に戸惑いを見せます。けれどお得意のコンビプレーが炸裂。「沢木さんにプロポーズされた」と言う類子。「結婚を口にすれば、女はどう反応するか試してみたかった」と言う槐。さらには女は歯ブラシ発言で、類子は槐を思いっきりビンタ。なんとか恒大を煙にまき、その場をうまく切り抜けます。
それにしても、類子の発想はどこから出てきたんでしょうね。プロポーズされただなんて簡単には浮かんでこないと思うのですが…。敬吾(大沢樹生)と澪(木内晶子)の婚約の話が頭に残っていて、それで思わず出てきたのかな。
この場を切り抜けるためには有効だった槐と類子の結婚話。でも、これが後々に厄介なことになりますね。レイさん(剣幸)が澪に二人の結婚話をしたあたりから、澪の気持ちが槐に向かい始めます。1部の途中から澪は槐への想いを隠さず、やがては類子をライバル視。その原点はこのあたりかもと、改めて観ると思えてきました。
槐が先に話していたら
ところで、冒頭に書いた恒大に銃を向けられる場面。その場を切り抜けるために、プロポーズされたと口火を切ったのは類子でした。でもそれと同時に、槐も何かを言おうとしているんですよね。
もし槐が先に話していたら、その口からどんな言葉が飛び出たのでしょうか?私もいろいろ考えてみたけれど、槐はたぶん無難なことを言いそうな気がしますね。
旦那様の健康管理について話をすることはありましたが、特別な関係など一切ございません。それに兼ねてからこの看護師の高慢な態度は不快に感じておりました。仕事に差し支えさえなければ、この看護師と顔を合わせるのも遠慮したいぐらいです。
こんな感じなのかな。でもこれではドラマとしてあまり面白くないような…。やはりこの場面では、類子が先に話して正解ですね。