電車に乗っていたら、おそろしい子供に出会ってしまいました。
その子はたぶん3、4歳ぐらい。お母さんも一緒にいたんだけど、途中で眠ってしまったみたい。暇をもてあました子供は、ついに恐怖の行動に‥‥。
「おねえさん!」
「オバサン!」
そうなんです。その子は電車に乗っている人を、「おねえさん」と「オバサン」にわけていったんです。しかも順番に乗客の目の前にたって、一人一人を指差しながら。
だんだんと近づいてくるその子の姿。本当に怖かったです。だって私からみたら明らかに「おねえさん」の人まで、「オバサン」呼ばわりするのですから。途中で何度も下りようと思ったんだけど、出勤する途中だったからそれは無理。そうこうしてるうちに私の順番がやってきました。
「う~んと、おねえさん」
おねえさんに入れてくれたのは良かったんだけど、その前の「う~んと」って何?ちょっと考えたってこと?まったくもって失礼極まりない。
たぶん2年前なら、「私がオバサンなわけない」って自信満々だったはずなのに。それを考えると、ドキドキした自分が微妙です。