大人になってから出会った人の年齢は意外と知らないものですよね。
職場の人、趣味の場で会う人、近所に住んでいる人、よく行く店の店員さん、などなど。
友人と呼べるレベルに親しいと年齢を聞くこともできますが、知り合いレベルで軽い立ち話をする程度だとプライバシーに踏み込むようで聞きづらくありませんか?
そのような時に昔からある年齢を探る手法が、子どもの頃に見ていた芸能人で判断する方法。特に、自分と同世代から5歳差ぐらいの微妙な年齢差の場合にはとても有効ですよね。
人によってその基準となる芸能人は様々だと思うのですが、私の場合は以下の話題の時に年齢がわかるなと感じたことがあります。
スケバン刑事なら何代目?
小学生の頃に大人気だったテレビドラマに『スケバン刑事』があります。スケバンだった麻宮サキが警察の手先となって悪と戦うような内容でしたよね。
このドラマが当時は大人気でシリーズが三作作られました。
歴代 スケバン刑事
初代 斉藤由貴
二代目 南野陽子
三代目 浅香唯
皆さんは『スケバン刑事』と聞いた時に何代目を思い浮かべますか?
私は三代目です。二代目の時代も見ていた記憶はあるのですが、クラスで話題になったり友達とスケバン刑事ごっこをして遊んでいたりしたのは三代目の時でした。
だから、スケバン刑事といえば斉藤由貴と言う人がいると少し年上なのかなと感じます。スケバン刑事を再放送で見ていたとか『花のあすか組』は見ていたけどスケバン刑事は知らないという人がいたら、逆に少し年下なのかなというイメージですね。
片平なぎさと手袋のイメージがつながるか?
小学生の頃に大ブームになったドラマの一つに『スチュワーデス物語』がありました。主人公の松本千秋(堀ちえみ)をはじめとするスチュワーデス訓練生たちが一人前になるまでの成長物語でしたよね。
その一方で千秋と村沢教官(風間杜夫)の恋物語も描かれていました。その中で強烈なインパクトを残したのが、片平なぎさが演じた真理子。
真理子は村沢教官の婚約者で、二人でスキーに行った時の事故が元で義手になってしまいます。普段は手袋で隠しているのですが、村沢教官と言い合いになるたびに「ヒロシ、私の義手はね…」と言いながら手袋を口でくわえて引き抜き、あなたのせいでこうなったのだと言いたげに義手をみせつけてくるのです。
この場面を皆さんは記憶にありますか?
手袋を脱ぐときにマネをしたことがあるという人はたぶん私と同世代。片平なぎさの手袋のシーンを子どもの頃に見たけれどマネはしていないという場合は、少し年上だという印象です。
このドラマを知らなくて、片平なぎさといえば『新婚さんいらっしゃい』のアシスタントのイメージがある人はもう少し若い方が多いですね。
余談なのですが、以前に片平なぎさがTVに出ていた時に手袋の場面についてこのような話をしていたのを覚えています。
手袋の指先を咥えて上に引き抜こうとしても、頭を動かせる範囲は限られるので半分ぐらいで止まってしまう。その状態になったら、頭はそのままの状態にして腕を真下に下ろして引き抜くとよい。
この話を聞いたのは大人になってからでした。確かにリアルタイムでマネしていた時にはなかなか上手に手袋を引き抜けなかったんですよね。
あの頃に教えてほしかった…
当たり前のように見ていたシーンですが意外なコツがあったようです。
小学生の頃にブームになったものが年齢を知る手掛かりになる
この二つ以外で言うと、次のことを子どもの頃に見ていたかどうかも年齢を知るきっかけになったことがあります。
・イモ欽トリオの『ハイスクールララバイ』
・ザ・ボンチの『恋のぼんちシート』
・チェッカーズのアイドル路線時代
・土曜の夜は「8時ダヨ!全員集合」派と「オレたちひょうきん族」派に分かれていた時代
子供の頃に大ブームとなってその期間が1~2年ぐらいのものだと年齢を知る基準にしやすい感じがします。
最近では見た目に気を配っていて年齢より若くみえる人も多いですよね。同世代だと思ってそのように接していたら、後でかなり年上の人だと知って言葉遣いや態度が失礼だったのではないかと心配になることも。
円滑な人間関係を作るためにも、知り合いが何歳かを探る力は意外に必要なのではないでしょうか。他人の年齢など気にならないという方も、いざという時のために年齢を推測する基準を一つ持っておくと便利ですね。