先週末に焼肉を食べに行ってきました。そこでつくづく感じたんです。私の舌って安上がりだなぁと。
焼肉に行った時って、基本的に肉を食すのがメインのはず。でも私はそんなに肉が食べたい欲求がないんですよね。2、3切れも食べればそれで十分。せっかくなのでもう少しは食べますが、無理矢理詰め込んでいると言っても過言ではありません。
それなのになぜ焼肉を食べに行くのか?
実は私、焼肉のタレがしみたご飯をこよなく愛す人間なのです。肉や野菜にタレをたっぷりと絡める。そして真っ白いご飯の上にタレを落とす。するとスーッとタレが染み込んでいって…。タレとご飯のコラボレーション。これぞ私の求めている味。
この味を求めて、肉好きでもないのに焼肉屋に行ってしまいます。もちろん、お行儀の悪い食べ方なので、心を許せる友人や家族と出かけた時にだけ許される楽しみ方です。
そういえば、私は昔からこの味がとても好きでした。受験の頃は、勉強していてお腹がすけば、ご飯に市販の焼肉のタレをぶっかけて食べてましたから。
だけどちょっと洒落たお店に行くと妙に凝ったタレが出てくるので困りますね。私が食べたいのはそんなタレじゃない。それではご飯の良さがいかせない。少しトロミがあってピリカラなタレの王道を歩いているようなのが私の好み。やはり私の舌は安上がりのようです。