皆さんは子どもの頃に漫画を読んでいましたか?
就職氷河期ど真ん中世代である私は、『りぼん』を愛読していました。当時の『りぼん』は250万乙女のバイブルと呼ばれていて大人気。『星の瞳のシルエット』や『ポニーテール白書』などを夢中で読んでいたものです。
しかし、高校生になると「まだ、『りぼん』読んでるの?」という雰囲気になってくるんですよね。その結果、続きが気になりつつも買うのをやめてしまいました。
それから約30年。いまだに「あの後どうなったのだろう」と思う作品が3つあります。
ときめきトゥナイト・池野恋
一つ目は『ときめきトゥナイト』(池野恋)です。
この作品に関しては、私が最初に知ったのはアニメの方です。蘭世と真壁くんの恋物語。放送がおわったなと思っていたら、その後に『りぼん』を読んだ時に連載が続いていて驚きました。
さらに驚いたのは、一部が終わっても二部へと続いていったことです。蘭世と真壁くん中心だったはずが、二部ではなるみと鈴世が中心へ。
お話がどんどん広がっていくので、最終的にどこに着地するのだろうと思いながら読んでいました。結局、どのような結末を迎えたのでしょうか。
天使なんかじゃない・矢沢あい
二つ目は『天使なんかじゃない』(矢沢あい)です。
登場人物の名前などは今となっては思い出せないのですが、生徒会のメンバーの話だったのは覚えています。
学生時代の私は、生徒会に入ってみたいという願望がありました。
選挙演説で人前にたつことを考えるだけで尻込みをしてしまうような性格なので、もちろん実際の生徒会経験はありません。だからこそ、この漫画の世界にはとても憧れました。
連載初期の頃に読むのをやめてしまったので、その後の人間模様が気になっています。
こいつら100%伝説・岡田あーみん
三つめは『こいつら100%伝説』(岡田あーみん)です。
3人の忍者が姫を守る話がベースなのですが、忍者のキャラが濃くて面白かったですよね。
大阪弁を話すクールな極丸。小柄で愛嬌のある満丸。ナルシストでポーズがやかましい危脳丸。
3人とも姫が好きな設定だったので、ドタバタ劇を繰り広げながらも最終的に誰と結ばれたのかが気になっています。
ちなみに私は極丸が好きだったので、姫と極丸が結婚していてくれればいいなと思っているのですがどうなのでしょうね。
いつか読んでみたい
インターネットが発達した現代では、検索をすればこれらの漫画の結末も調べることはできるかと思います。ただ、そうやって結末を知っても「これじゃない感」が拭えません。
それはおそらく、『りぼん』や単行本を手に取って漫画として読んで結末を知りたいという意識が私の中にあるからなのでしょう。
それがいつになるのかはわかりませんが、あの頃に夢中になった『りぼん』の世界の続きをいつか味わってみたいものです。