今年も年末ジャンボ宝くじの発売が始まりました。1等・前後賞が当選すれば、なんと合わせて10億円! 夢がありますよね。
一等が当たることはないだろうと思いつつも、私は毎年、年末ジャンボ宝くじを30枚ほど買っています。そして、もしも10億円が当たったらどう使うかも、念のためにシミュレーションしています。
そこで、今年ならどうするかを考えてみました。
10億円の使い道~2021年・12月version
2億円…父親の老後のために貯金。
2億円…自分の老後のために貯金。
5千万…家のリフォーム・電化製品の買い替え用に貯金。
1億5千万…株・投資信託などに投資。
2億円…何かの時のために貯金。
宝くじには夢があるといいながらも、結局、使い道は貯金がほとんどとなってしまいました。
貯金の使い道
どうして8億5千万円を貯金に回したのかというと、老後に対してとても不安があるからです。
私は40代・独身・非正規雇用・一人っ子。両親・自分のどちらの老後も自分一人だけで背負っていかなければいけない状況です。
幸いにして今は両親も元気なのですが、そう遠くない時期に介護サービス・老人ホーム等のことも考えなければなりません。その時に費用をどうするのか。
自分の老後の時には、私を支えてくれる家族が誰もいないでしょう。買い物や家事代行サービス、青年後見人を頼んだりする必要もあるかもしれません。
また、だんだん老朽化していく実家のメンテナンスも必要です。
父・母・私にそれぞれ2億円ずつと、何かに備えて3億5千万もあればお金の心配からは免れることができますね。
投資資金の使い道
私は数年前から少しばかり株や投資信託を購入しています。
しかし、何をするにも必要となるのは先立つもの。特に日本の個別株は高額なものも多く、欲しいと思っても手が出ないものがたくさんあります。
1億5千万もあれば、信越化学工業とか東京エレクトロンとかの憧れの株をためらうこなく買うことができますね。
今は少ないお金の中から何とかひねりだして株を買っていますが、100銘柄ぐらいの保有をしてみたいものです。
1等・前後賞の使い道~2006年version~
ちなみに、2006年に旧ブログでも宝くじが当たったらどうするかについて書いたことがあります。記事はすでに削除しているのですが、当時の原稿をみるとこのように書いていました。
3億円ぐらいで庭付きの豪邸を立てる。家の中に猫専用の部屋を作る。離れを作って、そこを私設図書館にする。いろんな本を集めて、近所の人にどんどん使ってもらう。特に絵本や児童書を充実させて、子供が本を楽しめる環境を作りたい。
なんだか今と全然違いますね。当時は、老後のことなど頭の中にまったく存在していない感じ。家が欲しいとか猫と暮らしたいとかもっと自分の欲望に忠実です。
私設図書館の話は、私の子どもの頃にそのようなことをされている方がいて憧れていたからです。私もよく家族や友人と本を読みに出かけていて、大人になったら私も大好きな本で人様の役に立てるといいなと漠然と思っていました。
けれども、今となっては図書館のことなど頭の片隅にも浮かびません。やはり年齢を重ねると、よくも悪くも現実的になりますね。
宝くじの醍醐味
もし宝くじが当たったらどう使うか。現在と過去の妄想を書き連ねてきましたが、実は宝くじの一番の楽しみってこれなのではないかと思います。
購入してから抽選までの約1か月。使いみちを考えて、その話題で盛り上がることができる。その後、下一桁しか数字が合わずに当選金300円だったとしても、それはそれで気の合う仲間と話に花が咲く。
庶民が1万円程度だけ宝くじを購入するのなら、実はこれで十分なほど元はとれているのではないでしょうか。
そういうわけで、当選の結果がでるまでの間は皆さんも一緒に1等当選の妄想を楽しみましょう。