午前10時頃。その音は突然鳴り響きました。ドラムやギター、ベースが奏でる大音量。近所の家から流れるわけでもない。通りすがりの車からでもない。さて、どこから?
そんなことを思っていると、大音量にあわせて、調子外れの歌が聞こえてきます。それで納得。今日は地元にある高校の文化祭。バンドの演奏をしているのでしょう。
バンドの演奏が漏れ聞こえるのは迷惑と思う人もいるでしょうが、私は結構好きです。タダでいろんな曲が聞けますから。でも、そんな私が初めて勘弁してと思ったのが、冒頭に書いたバンド。楽器は構わないんです。けれど、ボーカルが耳障りで仕方がなくて…。
大勢の人を目の前にしてトップバッターとして歌うのは、とても緊張することだというのはわかります。でも、一音たりとも正しい音程が取れてないのは、聞いていてとてもツラいもの。まるで、ジャイアンのリサイタル。拷問です。
結局、それは15分で終了。出番が後のバンドほど上手くなっていたので、最初の子は一年生だったのかも。高校生はあっという間に成長するので、破壊力抜群だったあのボーカルも、来年はもっと上手くなっているんでしょうね。