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『美しい罠』6話~陰謀のディナー~

2007年3月27日

ケンカするほど仲が良い?

盗撮したお詫びとして類子(櫻井淳子)を食事に招待した恒大(麿赤兒)。実はこれは、類子に仕掛けた罠で…。6話はこんな話でしたね。

今回の話では、私は食事前の槐類のやりとりが好きなんです。類子の部屋で、鏡の中の相手に視線を投げ掛けながら話す場面。

食事会は恒大の罠だと忠告する槐(高杉瑞穂)。でも類子はたいして気にもとめず、前夜に槐と澪(木内晶子)が会っていたことに話題を切りかえます。せっかくの忠告を軽く流されさらに澪の話を持ち出されてご機嫌ななめな槐。仕返しだとばかりに、類子が避けている話題、看護師を辞めた理由を聞いてきます。そして苛立つ類子。

この二人は何度となく言い争ってすれ違いを繰り返したけど、その最初の一歩のような感じがするんです。まだこの段階では愛はないけど、言い合いをするためには、ある程度の人間関係が必要。遠慮があれば言いたいことも言えません。単なるゲームのパートナーという表面上の付き合いでなく、お互いの内面に手が触れ始めたような…。そういう雰囲気が好きですね。

でも、澪と敬吾(大沢樹生)の結婚話がなければ、澪が槐に結婚の相談をしなければ、このシーンはもっと穏やかに話が進んでいそう。そう考えると、息詰まるやりとりの立役者の澪には感謝しなければ。

タイミングがいいと思ったら

その後の食事会で、次々と恒大から嫌がらせを受ける類子。その中で私が本放送の時に、思わずツッコンでしまったシーンがありました。

それは葉巻を無駄にしない楽しみ方のところです。客が持ってきた葉巻をクズ呼ばわりしてしまった類子。その場をとりなすため、葉巻をブランデーに浸して香りを楽しむ方法を披露します。でも、このシーンは出来すぎてるんですよね。ブランデーをと槐に言った瞬間、槐はすでにブランデーを持って待ち構えているんです。タイミング良すぎやろ!

けど、今回DVDを観てようやくわかりました。あれは澪のグラスに注ぐために持ってたんですね。その時にたまたま葉巻事件が勃発したので、タイミングよくブランデーを持っている形に。なるほど、これなら納得できます。

  • この記事を書いた人

えいえむ(詠山依麦子)

アラフィフ非正規おひとり様/ブログは2006年から(長い休止期間を含む)/

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