2022年は「値上がりの年」と言っても良いほど様々な商品の値上げが行われましたが、2023年になってもその波は続いています。非正規雇用の低収入で一人暮らしをする私にも、物価高の波は容赦ありません。
最も苦しく感じるのは食料品の値上げ。普段からあまり外食やコンビニを利用しないタイプなので、その利用回数を減らして食費を切り詰めるということができません。スーパーの食料品の値上げが痛いほどに響いてきます。
その中でも値上げがツラかったものについて書いてみようかと思います。
玉子の値上げがツラい
最近では玉子の値上がりが凄まじいですよね。近所のスーパーでは1パック10個入が200円を超えました。
そのような中で、初産み玉子だけは100円以下で買えたのです。
ところがついに最後の砦の初産み玉子でさえ値上げとなってしまいました。セールの日でも130円です。
私は卵料理が大好きで、特にリピート率が高いのが玉子焼き。玉子だけで作るものも美味しいのですが、ネギ・紅ショウガ・味付け海苔・カニカマ・明太子・切り干し大根などを入れたものも一味違って良いですよね。
今までは卵を二つ使って玉子焼きを作っていたのですが、一人で食べるためにその使い方は贅沢なような気がしてきたのです。
そこで最近では、卵一つでネギ入りや紅ショウガ入りのスクランブルエッグを作って我慢をする日々。
生産者の方たちも鳥インフルエンザの影響や飼育費用の高騰で大変でしょうから、値上げが致し方ないことはわかります。
でも、思いっきり卵料理が食べたいという気分は抑えされません。
先日は玉子の値上げどころか、スーパーの玉子の棚が空になっていました。仕入れの量自体が減っているのでしょうか。
お手頃な価格で玉子が購入できる日が早くきてほしいです。
お刺身の実質値上げがツラい
私はお刺身も大好きで、給料日とか仕事が一段落した時とかなどにはお刺身の盛り合わせを買うことがあります。800円程度の値段なのですが、私にとっては贅沢品。それでも自分へのご褒美として奮発することがあるのです。
先日のこと、いつものスーパーでいつもの5種入りのお刺身の盛り合わせを買ってウキウキしながら家に帰りました。
本当はお皿に移し替えるべきなのでしょうが、そこは一人暮らしの気楽さでパックをそのまま食卓へ。さあ食べようとハマチを一切れ摘まみ上げると…
「下にあるハマチが小さい…。」
見える位置にあるハマチは普段と同じぐらいの大きさだったのです。ところが、その下のものは2分の1ぐらいのサイズ感。手巻き寿司用に細くカットしたかのようなものが並んでいました。
それ以外の種類のお刺身たちも言わずもがなです。
さらに驚くべきことは刺身のツマが入っていなかったこと。いつもなら食べきれないほどの大根のツマが入っているのにそれがないのです。
私はツマの一部は取り分けておいて、大根サラダにしたりみそ汁にしたりしています。翌日のもう一品の材料にもなるからこそ奮発をしてお刺身を買えるという面もあったのに、この現実はツラいですね。自分へのご褒美は当分はお預けになりそうです。
数年後に笑い話になっていることを願って
先ほどの話以外にも、カップラーメンがセールの日でも118円だったりお菓子の内容量が減っていたりと値上がりを感じることはたくさんあります。
それをツラいと感じるのは、値上げのスピードが急激すぎるからです。
物価高騰の原因が解消されるのか、給料が増えて値上げが気にならなくなるのか。今後、どのような形でツラさが解消されるのかはわかりません。
いすれにしても、数年たった時に「あの時は物価が急に高騰して大変だったよね」と笑って話せる時代になっていてほしいと切に願います。