朝一番に鏡を見た時に、顔にくっきりと枕の跡がついていて慌てたことはありませんか?
出勤まで時間がないのにどうしよう!
私もこの数年ほど悩んでいたのですが、最近になってようやく解消されつつあります。その経緯をまとめてみました。
私の悩み~40代の肌に枕は容赦なく跡をつける~
私はもともと横を向いたりうつ伏せになったりして寝るクセがあるので、顔に枕の跡がつきやすいタイプではありました。それでも、若い時は蒸しタオルをあてたり時間が解決したりしてくれますよね。
問題は40代になってからです。すぐに跡がつくは、一度ついたらなかなか消えないはでどうにもこうにもならないのです。
そこでハッと気がつきました。私は今まで「ついてしまった枕の跡を素早く消すための対策」ばかり考えていたことに。
「消す」よりも「つけない」ことを考えるのも大事だニャー
ただ、跡がつかないようにするために今さら寝方のクセを直すのは難しいもの。そこで、若い時の肌の状態に近づけるように頑張ってみることにしました。
おそらく肌の水分量が減っていることが私の悩みの原因のはず。しっかり保湿をすれば、美容にも良くてお悩み解消につながるのなら一石二鳥ですよね。
作戦失敗~高級な化粧品を使う~
肌の水分量を増やすにはと考えた時に、真っ先に考えたのが少しお高めの化粧水を使ったらどうだろうということでした。
これまでは1,500円程度のものを使っていたのですが、私にしては奮発をして約4,000円のものに変えてみました。
1か月ほど使っても効果はなし。
3か月が過ぎてようやく購入した化粧水を使い終わったのですが、やはり効果はありません。
もっと使い続けなければダメなのかな。
さらに同じ化粧水を追加購入して最後まで使ったのですが、やはり頻繁に顔に枕の跡がつくのです。
通勤時にマスクに助けられることが何度あったことか。
作戦変更を決意!~歯医者での出来事~
そんなある日、歯医者の定期健診に行くことになりました。
土曜日の朝一番の予約をとったので早起きをした私。案の定、顔にはくっきりとした枕の跡が!
当然ながら、歯医者に行く時間になっても顔の跡が消えるわけはありません。けれども、私はとても呑気に構えていました。
歯医者に行くまではマスクがあるし、診察の時は顔にタオルをかけてもらえるから大丈夫。
しかし、そのような時に限っていつもと違うことが起こるのです。どうやら虫歯ができていたようで、タオルを外して椅子を起こされ歯科衛生士さんと先生に順番に説明をしてもらうことに。
悪いことには、跡がついていたのが先生たちの座る椅子側の頬。どうやっても隠しようがないのです。
振り返ってみると、せっかくお高めの化粧水を買ったのにもったいなさすぎて私は少量ずつ使っていました。
この方法ではいつまでたっても私は顔に跡をつけ続ける人生を送ることになってしまう。作戦変更をしなければ。
思いがけず、歯医者の椅子の上で新たな決意をすることになりました。
作戦成功~ローションパックで肌が改善~
お高い化粧水をケチりながら使う作戦で惨敗した私は、真逆に振り切ることにしました。
化粧水の量が足りないのならば増やせばよい。
高くてもったいないのなら、惜しげもなく使える価格帯のものを買えばよい。
ということで、700円程度の化粧水を購入。コットンで顔全体に軽く叩き込んだ後に、水分が滴るぐらいに浸したコットンでローションパックをすることに。
朝晩と続けること二週間。自分でもびっくりするぐらいに肌がふっくらとしてきたのです。これまで悩み続けてきたのはいったい何だったのかというぐらい、あっさりと肌質が改善したのです。
高級なものにはそれなりによい成分が入っているのだろうとは思います。けれども、それはあくまでも十分に使った時にその力を発揮するもの。貧乏性の人間には向いていないようです。
美容への意識が高い方はローションパックをすることなど当たり前のことなのかもしれません。しかし、ズボラな私は、正直に言うとローションパックを続けるのはとても面倒くさいです。
でも、歯医者の悲劇再びとなるのは何としても避けたいところ。ようやく肌の悩みが改善してきたので、この状態をキープするべく頑張ろうと思います。