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更年期がツラくて仕事を辞めたい

女性でアラフィフと言えば、更年期の真っ只中だという人も多いですよね。

しかし、更年期の症状の出方は人それぞれ。動くのもままならないほど不調を感じる人もいれば、心身ともに元気いっぱいの人もいます。

私は前者のタイプに近いようで、心身ともに調子がよい日などないと言ってよいぐらいの毎日です。もしも許されるのならば、今すぐにでも仕事を辞めてしまいたいほどに。

特に私がツラいと感じるのは次のような点です。 

めまいやふらつきを感じる

一番つらいのはめまいやふらつきを感じることです。

歩いているとなんだかふわふわと浮いているような時があるんですよ。舗装された道路を歩いているのに、硬い地面を踏みしめている感覚が感じられません。

めまいの症状を表現するのに「雲の上を歩いているような」というものがありますよね。あの言葉が言っていたのはこれだったのかと実感させられます。

また、駅の階段もつらいですね。めまいがひどい時は手すりを持たずに上るのが怖いぐらい。

今の私にとって、駅の階段は断崖絶壁のようなもの。2時間サスペンスで犯人が荒れ狂う日本海を見下ろす崖に追い詰められるシーンがありますよね。あの崖のギリギリで命綱なしで移動するような感じなのです。

だから今一番怖いのは、階段の手すりを持ちながら移動しているお年寄りとすれ違うことです。やはり、お年寄りを相手にするとこちらが譲ることになりますからね。

このありさまなので、職場の椅子に座っているだけでふらふらと体が揺れているように感じることもあります。その時は、デスクをつかみ嵐が通り過ぎるのを待つのみです。

肩こりがひどすぎる

次に、ツラい症状として思い浮かぶのは肩こりです。

肩こり自体は若い頃からひどかったんですよ。趣味が読書や手芸なので、長時間それらを楽しんでいたらどうしてもそうなりますよね。

でも、更年期になってからレベルが違うのです。言葉としては「肩こり」と表現しているのですが、その周辺のすべてが痛いと言っても良いぐらいです。

肩、首、肩甲骨、背中などなど。それらを動かすとゴリゴリだのポキポキだの音が鳴り、触ると痛みを感じます。

その状態の時にのんびりと休めればいいのですが、そうできるとは限りません。職場ではパソコンを使う時間も長いので、ただでさえ肩こりがひどいのに繁忙期が重なると体は悲鳴をあげるのです。

肩こりから頭痛が始まり、さらには吐き気がおそってくるという流れ。

アラフィフともなれば体力も衰えます。体を支える筋力が弱って肩に余計な力がはいっているのが原因なのでしょう。

メンタルの落ち込みが激しい

そして、自分でも予想していなかった更年期の症状がメンタルの落ち込みです。

生きていれば陰口を言われたり嫌な態度を取られたりすることもありますよね。数年前までは、そのようなときも表面上は抑えていることができました。

けれども、最近はまったくダメ。ささいなことが心に引っかかって苦しくなるのです。

以前に私の陰口を言っていた人が、私を見ながら周囲の人にひそひそ話をしている。ああ、私を下げるようなことを言いふらしているのだな。

向こう側からくる若い子の集団が、こちらを見ながらニヤニヤして仲間で何かを言っている。たぶん、私の見た目や歩き方が変だと馬鹿にしているのだろうな。

こういう状況は、本当なら「しょうもない人がしょうもないことを言っているな。」で済ませればいいだけの話なのです。でも、ネットスラングでいうところのプークスクスに非常に敏感になってしまいました。

更年期に入ってから、仕事のパフォーマンスも容姿も体力もすべての面で落ちてきたと自覚することがあります。それだけにコンプレックスを刺激されて気にしてしまうのでしょうね。

気にしすぎるあまりに精神的に疲れて一日動けなくなったり、食べ物が喉を通らなくなったりも増えました。早くなんとかしないとマズいですね。

更年期の悩みは職場では理解されにくい

このように、私は更年期の真っ只中です。でも、職場でそのツラさをわかってくれる人がなかなかいないんですよね。

更年期のツラさをわかって一番共有できるのは同世代の人だと思うのです。ところが、職場には同世代が驚くほどいません。アラフィフ世代は人口のボリュームゾーンのはずなのに、同世代がわずか数人です。

何気ない雑談の機会に、職場で更年期のツラさのことを少し話すこともあるんですよ。でも、若い子は共感をしてくれようとするけれどもピンとはこない感じ。それはそうですよね。私も若いころはそうでしたから。

年上のお姉さま方は、その真逆の印象です。自分の更年期があまりひどくなかったので私の話がピンとこないみたいですね。たぶん、更年期がツラかったタイプの方はその時点ですでに退職しているのだと思います。

仕事を辞めたいのに辞められない

更年期に入ってから日常生活は悪い方に変わりました。だから、仕事を辞めてのんびりしたいと思うことが増えました。

しかし、私は独身で一人暮らし。今の仕事を辞めたところで何らかの収入がなければあっと言う間に生活に行き詰まります。だから、仕事を辞められないのです。

せめてもう少し負担なく働ける場はないかとハローワークの求人を見ることがあります。時にはクラウドワークスだのタイミーだのもチェック。でも、現実って厳しいですよね。

それでもなんとか生きてゆく

今までに職場で「仕事を辞めたい」と言っている人を何人も見てきました。けれども、そう言っている人はすぐには辞めないパターンが多くありませんか。

辞めることができない状況だから、「辞めたい」と言葉にすることで自分の苦しさを紛らわしているのでしょう。まさに今の私ですね。

更年期はいつまでも続くわけではありません。場合によっては、更年期を抜けたのがわかるほどに症状が改善すると聞いたこともあります。

仕事を辞めるのが先か、更年期を抜けるのが先か。

どうなるのかわかりませんが、体やメンタルが続く限りはもう少し今の環境で続けるしかなさそうです。

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えいえむ(詠山依麦子)

アラフィフ非正規おひとり様/日常のこと、読んだ本の感想、ブログ運営の悩み、飼っていた猫の話などが多めの雑記ブログです/

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