更年期の体調に合わせた働き方をしようと転職してからはや数か月。通勤、勤務時間、家に持ち帰る仕事、職場での責任など様々な面で負担は減りました。
おかげで心身ともに前職の時に比べたら落ち着いた状況です。たった一つのことを除いては。
収・入・減!
やはりこれだけ自分の体調を優先すると給料は大幅に減ってしまいます。私の場合は前職の半額以下になってしまいました。しかも、折からの物価高が重なって生活への不安が付きまといます。
しかし、神は私を見捨てませんでした。
配当金がチャリンチャリン
6月のある日、何気なく銀行の入出金明細を見てみたのです。すると、ときどき少額の入金がされているではありませんか。
もしかして、配当金?
私はコロナ禍前ぐらいの時期から細々と投資をしていました。新NISAやiDeCoの枠も満額埋められないほどの微々たるものではありますが、個別株にも少し興味があったのでほんの少し手を出していたのです。
個別株と言っても購入当時は5万円以下で買えたものがほとんどなのですが、NTTとかりそな銀行の配当金が入っていました。おまけに個人向け国債の利息まで。
今までも配当金は入ってきていたのでしょうが、その頃はやりくりすれば貯金ができるレベルには収入があったのでそんなにじっくりと入出金明細など見たことがなかったのです。メールでも配当金が入ったという連絡はあったのですが、「あっ、そうなの」ぐらいの感覚でした。
けれども、今年の配当金はとても心にしみわたる嬉しいものとなりました。
本業以外に収入がある安心感
株をしている方なら想像がつくと思いますが、私が持っている銘柄では配当金が入ったと言ってもささやかなものにすぎません。6月中旬に小銭がチャリン、下旬にもチャリンぐらいのレベル。
けれども、これ以上にない喜びを感じるのです。
なぜこんなに配当金が今年は嬉しいのだろうと考えてみると、それは本業以外から収入をもらえたという安心感なのではないでしょうか。
冒頭にも書いたように、職場を変えたことによって私の給料は半額以下になりました。そのため、生活費は貯金から補填しなければなりません。
そのような生活をしていると、ふと考えることがあるのです。
もしも更年期の症状がひどくなって働けなくなったら私はどうなるのだろう。
一人暮らしで独身の私。いざとなった時に頼る実家はあるけれども、両親には心配はかけたくないし一人暮らしはお金の心配さえなければ快適なので続けたいのです。
けれども、現実に一人暮らしを続けていて働けなくなったとしたら、ひたすら貯金を切り崩し続けていつか貯金が尽きてしまうことにおびえる人生が待っています。
しかし、わずかでも配当金があったなら……
自分が働かずとも、かつての私が購入した株だの個人向け国債が勝手に働いてくれて貯金が減るペースをほんのわずかでも遅らせることができるのです。そう思うと配当金は心強い味方ですね。
金額よりも配当金があるという事実が心を潤してくれた
ここまで配当金の話を書いてきたのですが、私は別にだからみんな株を買おうねとお勧めしたいわけではありません。やはり、株はリスクが伴うので向き不向きがあると思います。
ただ、本業とは違うルートでわずかでも収入の道があると心の安定感が違うなと、収入減の身になってようやく気づきました。
うまく言えないのですが、金額が問題ではないんですよね。これまで一輪車に乗っていると思っていたけれども、株の配当金と個人向け国債の利息と言う二つの補助輪がついていることに気づいて多少ふらついても何とかなるという実感を得たという感覚です。
私は補助輪が配当金だっただけでそれは人によって違うと思うのです。それが副業かもしれないし、公募にチャレンジかもしれないし、宝くじを買うかもしれません。
けれども、いざという時に支えがあるということほど心強いことはないですよね。6月の配当金は収入減で不安でいっぱいな私を潤してくれるものとなりました。
かつての私、投資への道を歩んでくれてありがとう。そんな気持ちになりますね。
