現代の生活には家電製品が欠かせませんよね。そのため、家についているコンセントだけでは足りずに、延長コード(電源タップ)を使っている家庭も多いのではないでしょうか。
私もいくつか使っているのですが、その中の一つが原因で大慌てすることになりまして……。
スイッチオフした瞬間に火花が!
事件があったのは、パソコンを買い替えた時のこと。
古いパソコンのコンセントを抜こうとして節電タップをオフにしたのです。その途端にスイッチ部分からパチパチと火花が飛び散りました。
火花自体はそこまでたいしたものではなかったのです。イメージとすれば、線香花火の火花みたいな感じですね。
けれども、電気系統の故障は火災につながることもあるだけに恐ろしさを感じました。そこで、念のためにもう少し状況を確認してみることに。
スイッチ4個に異常が見つかる
火花が出た節電タップは6個口のもの。その6個のスイッチを順番に入れたり消したりしてみたのです。
すると、どうでしょう。他のスイッチからも火花が出たり、スイッチそのものがポロリと取れてしまったりと散々な状況です。結局、4個のスイッチに異常が見つかりました。
まさか、こんな危険な状態になっていたなんて思いもしませんでした。
しかも、その節電タップの横は読み終わった新聞置き場。もう少し気づくのが遅ければ大変なことになっていたかもしれません。
電源タップにも寿命がある
今までは意識をしたことがなかったのですが、電源タップも永遠に使えるわけではないんですよね。
火花が出た節電タップは使用歴20年以上のもの。初めて一人暮らしをした時から使い続けています。さすがに耐用年数を超えていたのでしょう。
ちなみに、「電源タップ 寿命」で検索すると、一般的に3~5年程度と書いてあるところが多くありました。
家のタップは大幅に年数を超えていますね。それは悲鳴をあげたくもなるはずです。
定期的な安全点検が必要
パソコン・テレビなど日常的に節電タップにつなげたままのものは、スイッチもずっとオンの状態にしたままでした。それで問題なくパソコンもテレビも使えていたので、安全かどうかなどに意識すら向いたこともありませんでした。
けれども、形あるものにはいつか終わりがきます。電源タップだって同じこと。寿命があるんですよね。たまには電源タップにも目を向けて安全点検をすることも大切ですね。