今年(2025年)も物価上昇の波は続いていますね。その中でも特に食卓への影響が大きいのはお米の値上がりではないでしょうか。
私はもともと5キロで2,300円前後のものを買っていたのです。けれども、あれよあれよという間に倍ぐらいの値段に! 安月給の独り身には厳しい金額です。
それでも国産の新米の方が美味しそうだというイメージがあって、たとえお高くともそちらを買い続けていました。しかし、ついに備蓄米に手を出す時がやってきました。
安さは人の心を動かす
いつも行っているスーパーでは備蓄米の取り扱いはありません。私自身も国産の新米が食べたいとのこだわりがあったので、それで何も困ることはなかったのです。
ところが、少し離れたスーパーに出かけた時のこと。お米売り場に備蓄米が無造作に置かれていました。
少し前にはテレビでよく放送されていましたよね。備蓄米を求める人たちが開店前から行列になっていて、あっという間に品切れになる様子が。
そのイメージとは違って、そこにあるのが当たり前であるかのような顔をして備蓄米は並んでいました。
5キロで2千数百円。
以前に買っていた時ぐらいの値段だ……
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そう思うと、このチャンスを逃してはならないという気持ちになってきます。こうして、私は備蓄米を手にすることになりました。
備蓄米は意外とおいしかった
人によっては、備蓄米は口にあわなかったと言う人もいますよね。その点を少し心配していたのですが、実際に食べてみると美味しかったです。
3種類の炊き方を試してみると
備蓄米の炊き方については情報がいろいろと出ていたので、3種類の炊き方を試しました。
①普段通りに炊く。
②1時間水につけてから炊く。
③料理酒を少し入れて炊く。
私の場合は、この中では②の水に1時間ほどつけてから炊いたのが一番美味しかったです。ふっくらとやわらかくてツヤツヤ。風味も落ちている感じもなくておいしくいただきました。
①の普段通りに炊いたものも不味くはないのです。けれども、少し硬くてツヤがない感じ。私の好みには合いませんでした。でも、ちらし寿司とか混ぜご飯だったらこの炊き方が良さそうですね。
③のお酒を少し入れて炊くパターンも当日は美味しかったのです。しかし、余った分を冷蔵庫に入れておいて翌日に温めて食べようとしたら少しお酒の匂いが気になりました。料理酒を入れ過ぎたからか、それとも私が下戸だからでしょうか。
値段もおいしさも魅力的
備蓄米というと数年前のお米というイメージから美味しくなさそうと思っていました。けれども、好みに合う炊き方さえ見つければ十分に美味しく食べることができました。
いつものお米を買いたいけどお値段的に手が出しづらい。
少しでも食費を抑えたい。
おいしさの点でも問題ないことがわかったので、備蓄米はそんな時の強い味方になってくれそうですね。
欲しい時に限って見当たらない
最近、お米が底をついてきたのでそろそろ買い足そうとスーパーに行ってきました。もちろん、狙いは備蓄米。前回、備蓄米を売っていたスーパーまで足を延ばしてみたのです。
ところが、備蓄米はありませんでした。こないだはあんなにたくさん並んでいたのに。
どうやら備蓄米の販売期間は8月末までらしいですね。そのために私が行ったスーパーでは在庫がつきてしまったのでしょうか。それとも、その日は売れ行きがよかったのでしょうか。
どうでもいい時にはたくさんあって、欲しい時にはすっからかん。なんともタイミングが悪いことです。もう1回ぐらいは買えるといいのですがどうなるのでしょうね。