知名度の高い芸能人は、得てして何かの代名詞として使われやすいものです。
カッコいいと言えば〇〇さん。
おしゃれと言えば××さん。
声がいい人と言えば◆◆さん。
スタイルがいいと言えば△△さん。
単純に「カッコいい」とだけいうよりも、名前を付けたされることによってさわやか系なのかワイルド系なのかのイメージも伝わりやすくなりますよね。そういう面もあって代名詞として使われやすいのでしょう。
そこで、ふと思ったのです。もし自分が芸能人だったら何の代名詞になれるのだろうかということを。
髪の毛でなら勝負ができるはず
いろいろ考えた結果、これでなら勝負ができるかもしれないと思うものが一つだけ見つかりました。それは髪の毛です。私は昔からすさまじい癖毛なのです。
癖毛の方ならおわかりかと思うのですが、頑張って手入れをしてもバサッと広がってしまうんですよね。学生時代にポニーテールをしていたら、束の部分があまりにも首回りで広がってしまうのでハーフアップにしていると間違われるほどでした。
当然ながら、梅雨時の湿気がある時期は酷いものです。髪はチリチリになって異常なボリューム感。その姿をみた同僚から「いくら急いでいるにしても、髪をブラッシングするとか整髪料をつけるとかぐらいはした方がいいと思うよ。」と言われたこともあるほどです。
「…それをしてこの状況です。」
返事をした後に流れた気まずい空気間はいまだに忘れられません。ただ、芸能人であったならばこれも特徴の一つである意味では長所となりますよね。
手ごわいラスボスの存在
以上のことから、私(詠山依麦子)の名前が代名詞として使われるとしたら「癖毛の人」「髪がまとまらない人」「髪質のよくない人」等になるかと思われます。
《例文》
私って髪が詠山依麦子だから梅雨時になるとえらいことになるんだよね。
何かの間違いで私が芸能界に入っていたらこのような言い回しが使われていたかもしれません。ただ、これを使うためには立ちはだかる大きな壁があります。
それはロッチの中岡さんの存在です。
以前にSNS等で「髪質がロッチ中岡だから…」という表現をみたことがあります。それを聞くと、こんな感じなのかとのイメージが伝わりやすいですよね。
しかも、このイメージを活かしてシャンプーのCMをされているのをYouTubeでみたことがあります。これだけ「髪質と言えばロッチ中岡」のイメージが定着しているので、今更その牙城を崩すのは至難の業です。ラスボスはあまりにも強大でした。
代名詞になるのは偉大なこと
どうやら私が芸能人になっていたところで何の代名詞にもなれない人間のようです。自分が平々凡々な人間だと改めてわかって残念な気持ちもありますが、ブログの記事が一つできたので良しとしましょう。
どういうことで代名詞になるにしろ、それは唯一無二の存在になるということ。「これと言えばこの人」との代名詞になれるのは偉大なことなのだと実感しました。