私が投資を初めてから約三年。興味があることには一通りは手を出してみたのですが、私にはあまり向いていないと思えるのが「株主優待投資」です。理由は、とても面倒くさいから。特に私が面倒くさいと感じたのは以下の3点でした。
自分で申し込むのが面倒だ
株主優待の中でも人気があるものの一つがカタログギフトです。KDDIやオリックスなどが有名ですね。
食料品が充実しているカタログ、食料品から生活雑貨までバラエティーに富んだカタログなど、見ているのは確かに楽しいです。しかし、カタログには期限があります。
申込をしないまま時間が過ぎるとどうなるのでしょうか?
申し込まなければ、カタログはただの紙くずになります。基本的には何も届きません。
カタログや同封されていた書面などを読むと、それとなく「期限内に申し込みがなければ〇〇に寄附させていただきます」等と書かれています。すぐに申し込むタイプの人には何の問題もないのですが、私のように申し込みの手続きが面倒で先延ばしにするタイプの人は注意が必要です。
実際に、私も申し込みするのを忘れてしまい二千円分の株主優待を受け取りそびれたことがあります。
受取が面倒くさい
株主優待の中には、保有株数に応じて全員に同じ商品が送られてくるパターンもあります。例えば、日本製紙などがそうです。
日本製紙の株主優待では、トイレットペーパー・ティッシュペーパー・キッチンペーパーなどの自社製品が送られてきます。どれも生活必需品で役にたつものばかり。
株主優待自体はとてもありがたいのですが、困ったことにいつも不意打ちで届くのです。
仕事から帰ってくると、郵便受けには一枚の不在連絡票が。電話をして荷物を届けてもらう段取りをつけ、配達されるのをひたすら待つ。本当はすぐにでもリラックスした格好をしてくつろぎたいのに。
普段、荷物を受け取る時には休日に時間指定をしている人間にとっては、不意打ちでの配達はペースが乱されて少し面倒くさいです。
株主優待が廃止されて面倒くさい
私は個別株を買うときは、基本的には10年以上の長期で持ちたいと考えています。しかし、最近増えてきているのです。株主優待は廃止にしますというところが。
株主優待が廃止になると、優待目当ての投資家が離れることがあります。その結果として株価が下がることも少なくありません。
長期保有予定の株だったのに、予想外の展開によってそのまま保有するのかどうかを考えなければならないのは非常に面倒です。
結論
ここまで読んでいただいた方はおわかりのように、私はとても面倒くさがりです。そのような人間にとって、株主優待投資は少々ハードルが高すぎました。投資のやり方には、投資をする人間との相性もあるのかもしれません。