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童話・昔話の登場人物でサッカーチームを作ってみた2~DF・GK編~

もしも童話や昔話の登場人物でサッカーチームを作るとしたら誰を選抜するか?

数か月前にそのような内容の記事を書きました。あまりにも長い文章になったので前回はFWとMFについてでしたが、今回はその続きです。
〈関連記事〉童話・昔話の登場人物でサッカーチームを作ってみた~FW・MF編~

なお、管理人はサッカーや童話・昔話に興味がある(興味があった)レベルの人間です。詳しい人にとっては「違う」というところが出てくるかもしれませんが、それでもいいという方だけ続きはお読みください。

DFの4人を考えてみた

DFは守備をするプレーヤー。相手に点を取らせないのが基本的な役割ですが、時には攻撃に参加することもあります。

真ん中の二人は壁のように相手を阻止する人、両サイドは攻撃参加もできるスピードのある人(?)を選んでみました。

継母は狙った獲物を逃がさない

ここでいう継母は『白雪姫』に出てくるあの継母のこと。「鏡よ鏡、世界で一番美しいのはだあれ?」と問いかけたことで有名ですよね。

彼女の白雪姫に対する嫉妬心・執着心は尋常ではありません。命を狙って刺客を送ったり毒リンゴを食べさせようとしたりと鬼畜の所業です。しかし、これは相手の攻撃を食い止める時に大きな武器になると思うのです。

白雪姫は相手チームのファンらしいよ。

相手チームの選手たちが「白雪姫って可愛いよね」と言っていた。

このようなことを試合前に継母の耳に入れておけばそれでOK。継母は必死になって相手に点をとらせまいとするはずです。右に左にと動き回りピンチを阻止してくれることでしょう。

力太郎はパワーで制す

人間の垢で作った人形から生まれた力太郎。名前に「力」という名がついていることからもわかるように彼はパワーに定評があります。

武者修行にでかけた力太郎は名だたる力持ちと対戦してはその怪力を見せつけていきます。しまいには化け物までも倒すのですから只者ではありませんね。

相手選手の中には体格がよくて屈強なタイプもいますよね。そんな相手と競り合いになったとしても力太郎なら大丈夫。相手をことごとく跳ね返して攻撃の糸口すら与えません。GKの一歩手前に立ちふさがって壁のような存在感を放ってくれそうです。

ただ、その誕生のいきさつが特殊なだけに、お風呂に入ると溶けてしまうという結末の物語も聞いたことがあります。雨の日の試合には注意が必要ですね。ユニフォームに防水スプレーを振りかけて頑張ってもらいましょう。

うさぎは起きてさえいればやってくれる

童話・昔話の世界で特に有名な「ウサギ」と言えば『ウサギとカメ』にでてくるものではないでしょうか。かけっこをしてカメに負けてしまったあのウサギです。

ウサギはひと眠りしている間にカメに抜かされてしまうという失態はおこしました。しかし、サッカーはチームプレー。ウサギが油断をして試合中に寝ようものなら絶対にチームの誰かが起こしてくれます。それ以前に、サポーターが寝かせてはくれないでしょう。

起きてさえいればウサギはやってくれます。ゴールの手前で一休みするまでは、ウサギは山の頂上を目指して休むことなく一気に駆け上がっていきました。それをみるとスピードもスタミナも申し分なし。能力に疑う余地はありません。

そもそもカメとの勝負で一度痛い目をみています。勝負で油断することの恐ろしさを知っているのですから、そう簡単に同じ失敗をするとは思えません。今のウサギはあの時とは違うのです。ウサギにはサイドバックとして獅子奮迅の活躍を期待したいですね。

イノシシは猛スピードで駆け上がる

正式なタイトルはわからないのですが、「十二支の由来」について説明をした昔話があります。神様のもとに新年の挨拶にきた動物のうち、早いものから順番に十二支に選ぶというもの。イノシシは12位でギリギリ選ばれました。

けれども、12位になった理由は諸説あるんですよね。間違えて隣の山に行ってしまった。子育てに忙しくて出発が遅れてしまった。神様の近くまで行ったが通り過ぎてしまい引き返してきた。私が聞いたことがあるものだけでもこれだけあります。

ただ、いずれにも共通しているのが本来はもっと早くに到着できたのだということです。引き返そうと遅れて出発しようと12位に入れる実力者。イノシシが並外れたスピードの持ち主であることを結果が証明していますね。

イノシシにもサイドバックとして積極的に攻撃参加してもらいたいです。きっと最前線まで駆け上がるスピードは誰もかなわないはずです。攻撃参加した後に自陣まで戻ってこられるのかが少し心配ですが、そこは練習あるのみ。努力の成果をグラウンドで発揮してもらいましょう。

GKを選んでみた

GKはゴール前で守ることを主に行うプレーヤー。チームにたった一人だけ手を使うことが許された存在でもあります。唯一無二の役目はこの人に託したいと思います。

ダイダラボッチはゴール前にそびえ立つ

日本の様々な地域に伝わる巨人伝説ですが、その巨人こそダイダラボッチです。足跡が○○池になったとか、△△山を作ったとかの話を聞いたことがある人もいますよね。

ダイダラボッチは誰か特定の一人を指すわけではありません。各地にそれぞれのダイダラボッチがいます。だから、これまでのメンバーのように身体能力だの性格だのからは選抜はできません。

ただ、どの地域のダイダラボッチであろうとその体格がケタ違いに大きいことは間違いないでしょう。GKにとってその体格は武器になります。場合によっては、立っているだけでゴールの大部分を隠すことができるかもしれませんね。相手に与える威圧感は相当なものなのではないでしょうか。

そのような状況では針の穴に糸を通すレベルでシュートを打つ必要がありますよね。プレッシャーを感じた相手はことごとくシュートを外す展開になりそうです。立っているだけで相手のミスを誘発するダイダラボッチには、自陣の最奥で守護神として輝いてもらいたいです。

チーム完成

以上が、私が選抜したDF・GKです。前回の記事と合わせるとこれでチームが完成しました。

最後の方は考えるのに力がつきてしまい、無理やり感が出てしまっていますね。でも、考えるのもなかなか楽しいものでした。

個人的な楽しみの記事にここまでお付き合いくださってありがとうございました。

  • この記事を書いた人

えいえむ(詠山依麦子)

アラフィフ非正規おひとり様/日常のこと、読んだ本の感想、ブログ運営の悩み、飼っていた猫の話などが多めの雑記ブログです/

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